ベーシックウエアの基本となるシンプルなTシャツ。米富繊維と、メゾンブランドの生産を手掛ける日本を代表するカットソーメーカーとの協業により、夏は主役として、冬はセーターのインナーとして年間を通して着用できる理想のTシャツを開発しました。
〈生地のこだわり〉
インナーとしてのTシャツは少し透ける、ヘビーウエイトだと厚みがあってインナーとの兼用ができない。目指したのは、そうした悩みを解決した「ちょうどいい」1枚。アメリカ産のコットンとオーストラリア産のコットンをブレンドした太番手の糸を使用し、筒状に編まれた「丸胴(まるどう)天竺」には珍しい、7.5オンスの硬さとしなやかさのある特注生地を開発。しっかりと度詰めして編むことで、いわゆるヘビーウエイトのTシャツほどの厚みがなくても透けにくい、インナーとしてのTシャツと、アウターとしてのTシャツ両方に求める機能を兼ね備えた理想の生地が完成しました。着込むほどに身体に馴染み、雰囲気が増していくのも楽しめます。
〈デザインのこだわり〉
Tシャツの印象を決める首元には、ニット(横編)のマシンによって編まれたパーツを使用。洗い込むことでヨレてきてしまうTシャツの弱点とも言える首元に、しっかりと度詰めしたニットのリブを乗せることで、着込んでも形が崩れないよう工夫しています。また、かえってニットパーツが浮いてしまわないよう、馴染みのいいシングル付けを採用し、通常のTシャツと同様にタコバインダーで縫製することで統一感を出しています。パターンは、肩下がりや袖山の高さ、カーブのラインが整った、綺麗に見えるシルエットを意識しつつ、カジュアルウエアとしての着心地の良さを考えた設計。基本となるWHITEとBLACKの2色展開。お好みのサイズ感でお楽しみください。
〈パッケージのこだわり〉
日常着としてのカジュアルなムードを出すため、Tシャツ専用のプリントネームを新たに作成。直接素肌に触れても気にならないよう、肌に刺さらない素材を使用し、ネームと品質を裏表でプリントすることで付属する枚数を減らしています。1枚ごとにオリジナルのパッケージにパックしてお届け。肉厚のジップ付き袋にYonetomi NEW BASICの「ありきたりから編み出す」ステイトメントがプリントされています。もともとは、工場から出荷しお店に届くまでの流通過程で、商品を汚さず安全な状態で運ぶための包装を、捨てずに使い続けてもらえるようなデザインとしました。